新型コロナウィルスによるロックダウンが世界中で行われている中、人々は自宅から外出できないため、インターネット利用者の数が劇的に増加しており、インターネットがパンクするのではないかという懸念が各国で起きている。

そんな中、Netflix約30日間に渡ってストリーミングの品質を低く設定し、トラフィックを25%減少させようと試みているとのことだ。通常、Netflix はグローバル規格で、全てのストリーミングはデフォルトで標準品質に設定されているが、ユーザーは手動で高品質にも設定できる。

更に、ソニーもヨーロッパにおいて、PlayStation のダウンロード速度を遅くすると発表。Sony Interactive Entertainment の社長兼 CEO である Jim Ryan は、以下のようにコメントした。

「これまでにないほど多くの人々が社会的距離を取っており、インターネットアクセスへの依存度が高まっているため、インターネットの安定性の懸念に対処するために我々の役割を果たすことが重要であると信じている」

そして、米Google の傘下にある YouTube も、新型コロナウィルス への対策として、動画のデフォルトの再生画質を約1ヶ月程度引き下げると発表。こちらも手動での高画質への切り替えは可能であるとのことだ。